冬の車中泊やキャンプで活躍するFFヒーター。正規品は高価ですが、中華製なら手頃な価格で購入できます。しかし、安全面に不安を感じる人も多いのではないでしょうか?
今回は「5KW車用 軽油 エアヒーター FFヒーター 燃料ヒーター12V」を実際に購入し、取り付け・動作テスト・安全性チェック を行いました!
※経由と書いてありますが、灯油でも使えます
結論から申し上げると、安全対策を十分に行えば実用的で費用的にもかなり安く済みます。
ただし、DIY設置する際に注意しないと行けないポイントがいくつかあるためその点を守った上で
自己責任で行ってください。
中華製FFヒータ(灯油)の製品情報
5KW車用 軽油 エアヒーター FFヒーター 燃料ヒーター12V
さっそく開封してみた
実際に届いた商品を開封し、以下の点をチェックしました。

- 外観:本体の作りはしっかりしており、至って普通。安っぽさはあまり感じられない。
リモコン?のようなものも入っている。 - 付属品の質:燃料ホースやクランプが若干チープ。
- 説明書:日本語の説明はなし。
取り付けレビュー
設置作業の流れ
- 取り付け位置の選定(車内 or 外部)
- 燃料ラインの接続
- 吸排気パイプの取り回し
- 電源の接続

設置時の注意点
- 排気ガス漏れ対策:パイプの接続部をしっかり固定。
- 燃料配管:クランプを強めに締める。
- 断熱処理:排気管周りの熱対策をしっかり行う。


実際に動作させてみた!
初回起動
- 起動時間:約2分
- 燃料ポンプの音:やや大きめ
- 排気のニオイ:軽油特有の匂いはあるが、初期起動時のみ
暖房能力は抜群に良い
- 約30分で車内が12度から19度まで上昇しポカポカに。
火力1〜4段階中、正直1と2しか使いません。笑 - 5kWはキャンピングカーには十分すぎる暖房能力です
燃費・電力消費のコスパはかなり良い

参考:楽天市場製品情報(https://image.rakuten.co.jp/taigan/cabinet/imgrc0099470659.jpg)
動作音
- 燃料ポンプ:カチカチ音が気になる
- ファン音:中程度(気になる場合は防振対策推奨)
安全性の検証
CO(一酸化炭素)チェックもOK
CO測定器で確認したところ、車内ではCO濃度は安全レベルでした。
排気の安全性はOK
- ニオイはほとんどなし、車内にも逆流はなし。
マフラーがかなり熱くなるため、バンテージなどで耐熱処理をする必要があります。
なぜか燃料ホースがマフラー近くに隣接しているので、絶対に触れないようにする必要があります。
燃料漏れはなし
接続部を強く締めているため漏れはなし。
メリット・デメリット
✅ メリット
- 圧倒的なコスパ
- 暖房能力は十分
- 日頃DIYを行っている人であれば取り付けが比較的簡単
❌ デメリット
- 設置時の注意点を守らないと危険
- 付属品の質がややチープ
- 説明書が不親切
- 燃料ポンプのカチカチ音が結構気になる
- 燃料タンクの容量が少ない&チープで頼りないので、別のタンクを容易したほうが良い
結論:中華製FFヒーターはアリ?ナシ?
価格を考えれば十分実用レベル! ただし、安全対策をしっかり行うことが前提です。
おすすめの使い方
- CO測定器をセットで導入
- 定期的な燃料・排気のチェック
- 燃料ポンプを紙粘土や防音材などで覆い、防音すれば気にならず快適性UP
まとめ&おすすめの安全対策
最後に、FFヒーターを安全に使うためのグッズをいくつか紹介します。
- CO測定器(一酸化炭素中毒対策)
- 10リットル燃料タンク(長期利用&安全対策)
以上、中華製FFヒーターの検証レポートでした!
価格を抑えつつ、安全に使うための工夫をすれば、冬の車中泊やキャンプが快適になります。ぜひ参考にしてください!
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