災害時に本当に頼れるジムニーとは?──見た目だけじゃない“走れる足元”を考える
ここ数年、地震や豪雨、土砂崩れなどの災害が多発し、「ジムニーを非常時の“動ける避難車両”にしたい」という人が増えています。私もそのひとりです。
そして私は、ジムニー歴20年以上。SJ30→JA11→JA71→JB23→SJ10を乗ってきた今、「見た目だけのカスタムではなく、本当に悪路を走破できる仕様」を追い求めてきました。
今回紹介するのは、本格ロック・クローリング対応の「M8090 Creepy Crawler」と、クラシカルでオフロード感満載のホイール「DEAN CROSS COUNTRY(5.5J+20 5H-139.7)」の組み合わせです。
※写真はSJ10ですが、ホイールはどのジムニー、ジムニーシエラにも装着可能です。

“ガチ”の災害対応仕様にしたいなら、足元から見直すべき
ジムニーはノーマルでも高い走破性を持っていますが、タイヤ次第で「走れる or スタックする」かは大きく変わるんです。
災害時のこんな状況を想定してみてください:
- 水害後のぬかるんだ農道
- 地割れや陥没したアスファルト
- 倒木や岩が転がる林道
- 雪と泥が混ざった山間部の道路
こうした場面で安心して進める軽自動車は、“見た目だけじゃない、本物のオフロードタイヤ”を履いたジムニーだけ。
マキシス M8090 Creepy Crawlerを選んだ理由
クローリング特化のトレッドパターン
このタイヤはもともとロッククローリング競技用に開発されたモデル。
「M/T(マッドテレーン)」とは一線を画す、超低圧走行&岩場でのグリップ性能が魅力です。
- ブロックが大きく柔軟に変形し、岩や障害物をしっかり掴む
- 空気圧を落としてもビードが外れにくい設計
- 泥抜け・石噛みの対策もバッチリ
私の経験上、クリーピークローラーは“走れない道がなくなる”魔法のタイヤと言っても過言ではありません。私は、大径タイヤが好みのためタイヤサイズは7.00-16 6PRを選択しました。
※リフトアップ車両のためこのサイズを履けます。ノーマルは6.50-16 6PRがギリギリ入るかどうかです。事前にショップなどにご相談を。


実際に走って感じたこと
- 岩場、倒木が転がる林道→問題なし
- 台風後の泥だらけの山道→まったく滑らず
- 雪混じりの悪路→意外と粘る
ジムニーの軽さと相まって、「ちょっと無理かな…」と思う道でも驚くほどスイスイ進むのが印象的です。
DEAN CROSS COUNTRY(5.5J +20)ホイールとの相性が最高
どんなに走れるタイヤでも、ホイールの選び方がズレていると台無しです。
私はホイールにCRIMSON DEAN CROSS COUNTRY(5.5J +20 5H-139.7)を選びました。
理由は以下の通り
- クラシックな丸穴デザインが、武骨でアウトドア向き
- +20のインセットで純正フェンダー内に収まる
- 耐久性もあり、林道や岩場でも安心
このホイール、見た目はレトロ感がありながらも、本気で使えるホイールです。


実走レビュー|街乗り〜悪路までの使い心地は?
実際に履いて感じたメリット・デメリット
項目 | 感想 |
---|---|
オフロード性能 | ◎ 山道、泥、雪道どれも安心して走れる |
見た目 | ◎ オフ感が出て最高にかっこいい |
街乗り快適性 | △ ノイズあり。ただ許容範囲 |
燃費 | △ 若干落ちる(約1〜2km/L) |
耐久性 | ◎ ブロックの減りは緩やか |
ただ、このデメリットは”本気で使える”ジムニーにするための代償。私は全然気になりません。
車検・構造変更は必要?
タイヤサイズ・ホイールサイズによる
- M8090 Creepy Crawlerはサイズバリエーションがあるので、215/75R15や30×9.50R15あたりがジムニー向け
- ホイールの+20オフセットならJB64やJB74でもフェンダーからハミ出さない
ただし、車高や個体差によっては干渉する場合もあるため、事前確認&必要に応じて構造変更の相談を。
あわせて揃えたい“災害対応アイテム”
せっかく“動く防災シェルター”としてジムニーを強化するなら、以下のアイテムも検討を。
- ポータブル電源(Jackery / EcoFlow など)
- スタックラダー
- 車載スコップ
- 携帯トイレ / 非常食
- タイヤ空気圧調整用エアコンプレッサー
「走れるだけ」で終わらず、「止まっても安心」できる装備も大切です。
まとめ|ジムニー歴20年の私が選んだ“走れる防災仕様”
私はこれまで、ジムニーと共に山を越え、川を渡り、大雨など災害も経験してきました。
その中で得た答えは、
「見た目だけのカスタムでは足りない」
ということ。
M8090 Creepy CrawlerとDEAN CROSS COUNTRYの組み合わせは、まさに「見た目 × 性能」のベストバランス。
- 災害時も走れる安心
- オフロードでの本気の走破性
- 見た目もかっこよく
この組み合わせは、“いざという時に頼れるジムニー”を目指す人にとって、最適解の一つになるはずです。
よくある質問(FAQ)
Q. M8090 Creepy Crawlerは街乗りには不向き?
A. ノイズや乗り心地はやや硬めですが、慣れれば問題ありません。走破性を重視するなら十分アリです。
Q. DEAN CROSS COUNTRYはフェンダーからハミ出さない?
A. インセット+20なら基本的にはOKですが、車高やタイヤサイズ次第では調整が必要。
Q. この組み合わせは車検に通る?
A. サイズによっては構造変更、タイヤのキレ角調整が必要になる可能性があります。
事前にショップ等で確認を。
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