ドラマ『VIVANT』海外ロケで死亡事故 撮影地アゼルバイジャンでトラック転落、運転手死亡 | ソトソーヤブログ
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ドラマ『VIVANT』海外ロケで死亡事故 撮影地アゼルバイジャンでトラック転落、運転手死亡

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事故の経緯

TBSテレビは8月29日、2026年放送予定の連続ドラマ『VIVANT(ヴィヴァン)』の海外ロケ中に、撮影機材を運搬していたトラックの転落事故が発生し、現地の運転手が死亡したと発表した。事故が起きたのは今月27日、首都バクーから車で約3時間の山間部で、撮影に必要な簡易トイレなど衛生設備を積んだ車両が道路から転落した。この事故でトラックを運転していた52歳の男性が死亡し、同乗していた48歳の男性も腕を骨折する重傷を負い現地の病院に搬送、一週間の入院となった。

現地警察は運転手のハンドル操作ミスが原因とみており、事故現場はこの時期に濃霧が発生しやすい地域だったという。視界不良の中、トラックは道路を外れて約100メートル下の谷底に転落したとの情報もある。トラックは現地の制作会社が手配し、撮影現場の簡易トイレを運搬中に事故に遭ったもので、亡くなった運転手と負傷した男性はいずれも現地スタッフだった。日本人スタッフに被害はなかった模様だ。

事故を受けてTBSは「亡くなられた方のご遺族にお悔やみを申し上げ、負傷された方の一日も早いご回復をお祈りいたします」とのコメントを発表。また「現地での撮影においては、昨年より入念な下見を行った上で事故が発生した8月27日から撮影を開始する予定でした」と明かし、現在は再発防止および撮影再開に向けて周辺の道路状況や天候、ドライバーのコンディションなどを現地制作会社を通じて点検中だとしている。

ロケ地は「親日国」アゼルバイジャン

出典:アジア・日本研究所公式

今回の事故により、同ドラマ続編の海外ロケ地がアゼルバイジャン共和国であることも明らかになった。TBSはこれまで公式には撮影地を公表していなかったが、今年7月の定例社長会見では「超親日国」での海外ロケを行っているとだけ予告されており、ファンの間ではロケ地がどこになるか憶測を呼んでいた。

出社典:風の旅行社

アゼルバイジャンはユーラシア大陸コーカサス地方に位置する国家で、国土面積は日本の約4分の1、人口約1050万人(2024年)とされる。首都はバクー。同国は親日的な国民性で知られ、日本人はビザ無しで入国できる世界唯一の国でもあり、トルコと並んで「世界有数の親日国」とも言われる。

ドラマ『VIVANT』の概要と続編

出典:TVガイドみんなのドラマ

『VIVANT』は2023年7〜9月期にTBS系「日曜劇場」枠で放送され大きな話題となった連続ドラマで、主演の堺雅人さんをはじめ阿部寛さん、二階堂ふみさん、松坂桃李さん、役所広司さん、二宮和也さんらが出演した。自衛隊秘密部隊「別班」のエージェントである主人公・乃木(堺さん)が世界規模で暗躍する謎のテロ組織「テント」と対峙する壮大な物語で、張り巡らされた伏線と予測不能な展開が視聴者の支持を集め、最終回の視聴率は関東地区で19.6%を記録した。

続編は2026年に放送予定で、物語は前作のラストシーンから連続する形で展開するとされる。制作側は映像のスケール感を追求しており、前作ではモンゴルで約2カ月半におよぶ海外ロケを敢行して壮大な映像が大きな反響を呼んだ。今回の続編でも海外ロケを組み込み、物語の舞台となる国での現地撮影によってリアリティを高める試みが継続されている。

過去のロケ現場事故

ドラマ撮影中の死亡事故は極めて異例だが、ロケ中の事故は過去にいくつか例がある。1988年にはテレビ朝日系ドラマ『軽井沢シンドローム』の撮影中に自動車事故が発生して死傷者が出たほか、時代劇『座頭市』シリーズの撮影では殺陣の最中に出演者が命を落とす事故も起きている。また1989年8月にはロケ地に向かっていたバスが川に転落し、スタッフら11人が負傷する事故が発生し、安全管理体制の見直しが強く求められた。

なお、今回の事故による撮影スケジュールや放送時期への影響について、現時点でTBSから具体的な発表はない。

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