こんにちは。ソトソーヤブログ運営者です。
土地購入の個人交渉って、気になりますよね。土地交渉のコツは?土地価格の値引き交渉はどこまでいける?そもそも土地の所有者の探し方が分からない……。さらに登記事項証明書の取り方、相場の見方、境界の確認や測量、契約書や登記の手続きまで、初めてだと不安が一気に押し寄せるかなと思います。
この記事では、私が実際に個人間で土地を売買したときの「動き方」をベースに、土地購入の個人交渉をどう組み立てればいいかを、できるだけ分かりやすくまとめます。個人交渉は相手次第で正解が変わるので、万能なテンプレはありません。でも、体験談や失敗談はかなり参考になります。なので、この記事は全体像を掴むためのガイドとして読んでみてください。
この記事で分かること

2026年1月9日 私の隣地 300坪を実際に購入しました。売主との交渉~購入までの期間は約4か月。この間の売主とのやり取りやかかった諸費用、プロセスをノウハウとして全て包み隠さず提供しています。是非参考にしてください。
土地購入における個人交渉のリアルな進め方
ここでは、土地購入の個人交渉を「どんな順番で」「何を確認しながら」進めるかを、実務目線で整理します。最短で進めるより、揉めない進め方を優先するのがポイントです。
土地交渉のコツをつかむ基本姿勢
土地交渉のコツって、テクニックより先に姿勢が大事です。個人間だと、仲介業者が間に入ってクッションになってくれません。つまり、あなたの言い方ひとつで空気が変わります。
私が意識していたのは、最初は交渉ではなく相談に寄せることです。たとえばファーストコンタクトは「売ってください」より「もしご都合よければお話を伺えませんか?」くらいが安全です。相手からすると、知らない人にいきなり値段を突きつけられるのが一番しんどいんですよね。
基本姿勢の結論:最初は価格を急がず、相手の事情(管理負担、税金、今後の予定)を聞いて、信頼を作ってから条件に入るほうが結果的にうまくいきやすいです。
この段階でやると効くのが、あなたの目的を短く伝えることです。「マイホーム用地として考えている」「空き地を家庭菜園や駐車場として活用したい」など、使い道が見えると相手も安心しやすいです。
個人売買での価格交渉の注意点
土地価格の値引き交渉は、やり方を間違えると一瞬で詰みます。個人売買は、相手が不動産のプロではないことも多いので、理屈より感情で判断されることがあるからです。
私のおすすめは、値引き交渉をするなら「お願い」ではなく「条件整理」に見せること。たとえば、造成や草刈り、残置物、測量、境界確定に費用がかかるなら、その費用を見積もって差し引く形で話すほうが揉めにくいです。
注意:値引き幅はあくまで一般的な目安ですが、いきなり極端な金額を投げると相手の心証を損ねることがあります。特に売りに出していない土地にアプローチする場合は、関係性が壊れると次がありません。
あと、値段だけで勝負しないのもコツです。売主にとって「安心して任せられる相手か」が大きいので、スケジュール(いつ決済できるか)、手続き(司法書士に依頼するか)、負担(測量費をどうするか)など、相手の不安を減らす提案をセットで出すと通りやすいです。
土地の相場調査と価格の考え方
相場を知らずに交渉すると、安く買えないどころか、後から後悔しやすいです。個人売買は「市場での客観性」が弱いので、あなた側で相場の軸を作る必要があります。
相場の軸は2本持つ
私がやるのは、成約ベースの相場と売出ベースの相場を分けて考えることです。成約ベースは過去の取引事例、売出ベースは近隣の売り物件。売出は高めに出ていることがあるので、両方見て「この辺りが現実的かな」を掴みます。
土地は同じ町内でも条件で値段が跳ねます。接道、形、地目、上下水、擁壁、傾斜、調整区域など、減点要素があるほど交渉材料になります。
価格は「相場」だけでなく、「あなたの使い方」で決まります。たとえば駐車場用途なら整地費が重いし、マイホームなら建築条件やインフラ費用が重い。相場を見つつ、最終的には目的を満たす総コストで判断するのが安全です。
所有者を特定する具体的な方法
売りに出ていない土地は、まず土地の所有者の探し方が壁になります。ここは王道で、登記を当たるのが一番確実です。
やることはシンプル
流れは、地番を特定→登記事項証明書を取得→所有者の氏名・住所を確認です。ここまでできれば、手紙でアプローチできます。
注意:登記名義が古いまま(相続未登記など)だと、登記上の所有者と実際の意思決定者がズレることがあります。こういうケースは無理に突っ込まず、最終的な判断は専門家にご相談ください。
コンタクト方法は、いきなり訪問より、まずは手紙が安全です。手紙は短く、目的・連絡先・返信期限はゆるく。相手の心理的負担を下げるのが大事です。
ちなみに私が個人売買で購入した土地は自宅の隣地でした。持ち主とは、以前から草刈りにいらっしゃたタイミングで挨拶程度はしており、隣地の除草依頼をするため電話番号は存じておりました。(ショートメールのやり取りが可能な状態)
境界問題と事前確認の重要性
土地の個人売買で一番こじれやすいのが境界です。ここ、気になりますよね。境界が曖昧なまま契約すると、引渡し後に「ここはうちの土地だ」「越境してる」みたいな話になりやすいです。
境界は交渉の早い段階で見ておく
理想は、交渉が前向きになった時点で、現地で境界標の有無を確認し、必要なら境界確定測量を検討することです。測量費は数十万円になることもあるので、誰が負担するかを条件に入れるのが現実的です。
ポイント:境界が不安な土地ほど、価格交渉の材料にもなります。相手を責めるのではなく「確認コストがかかるので、その分を条件に反映したい」という言い方が安全です。
実体験を踏まえた土地購入個人交渉の実践知
ここからは、私が実際にやった動き方の中で「これは効いた」「これは危なかった」を、再現できる形でまとめます。全部を真似する必要はありませんが、あなたの状況に近いところだけでも取り入れると進めやすくなるかなと思います。
登記事項証明書での調査手順
私が最初にやったのは、登記事項証明書で「地目」「面積」「権利関係」を確認することでした。ここで見たいのは、所有者だけじゃありません。抵当権が付いているか、共有名義か、地目が農地や山林になっていないか、などです。
個人交渉は、情報が少ない状態で進むと危険です。登記事項証明書は、交渉の土台になる一次情報なので、最初に取っておくと安心です。
なお、手数料や取得方法の細かい仕様は変わることがあります。正確な情報は公式サイトをご確認ください。
市街化調整区域での交渉の工夫
市街化調整区域が絡むと、交渉の論点が増えます。建てられるのか、用途はどうか、許可がいるのか。ここは、売主が知らない場合も普通にあります。
私が意識したのは、相手を不安にさせない説明です。調整区域の話は、伝え方が強いと「面倒だからやめよう」になりがち。なので私は「できること/難しいこと」を分けて、購入後の手続きは自分が主体で進める前提で話しました。すると相手の心理負担が下がり、交渉が前に進みやすいです。
注意:調整区域や農地転用などは地域や個別事情で結論が変わります。断定は避けて、最終的な判断は専門家にご相談ください。
契約書作成時に考慮すべき点
個人売買は重要事項説明がない分、契約書が超重要です。ここは面倒でもやったほうがいいです。
最低限入れたい項目
土地の表示(地番・地積)、売買代金、手付金、決済日、引渡し条件、固定資産税の精算、境界の扱い、契約不適合責任(どこまで負うか)、解除条件。このあたりは外せません。
ポイント:契約書は「揉めたときに戻る場所」です。相手が善人でも、記憶はズレます。だから、言った言わないを潰すために書く価値があります。
もちろん、私は士業ではないので、最終的には司法書士や弁護士のチェックが安心です。費用はかかりますが、土地取引の規模を考えると必要経費かなと思います。
司法書士への依頼と登記手続き
登記は、基本的に司法書士に頼むのが安全です。書類の不備で手戻りすると、売主にも迷惑がかかるし、関係性が悪くなることもあります。
私が良かったと思うのは、決済日より前に司法書士へ相談して、必要書類と当日の流れを固めたことです。これだけで当日のバタつきが減ります。
住宅ローンを使う場合、金融機関の都合で司法書士関与が必須になることもあります。ここも含めて、早めに段取りを組むのが安心です。
個人交渉によるメリットとリスク
個人交渉のメリットは、仲介手数料がかからないことだけじゃありません。私は相手の背景を知りながら納得して決められたのが一番大きかったです。お互いに顔が見えるから、変な駆け引きより「落としどころ」を探せます。
一方でリスクは、全部自己責任になること。境界、契約、税金、法令制限。ここを甘く見ると後で詰みます。
注意:税金や法的手続きはケースで大きく変わります。この記事はあくまで体験と実務の考え方の整理です。正確な情報は公式サイトをご確認ください。そして、最終的な判断は専門家にご相談ください。
土地購入個人交渉のまとめと参考体験へ
土地購入の個人交渉には正解がありません。交渉相手の性格、土地の条件、地域のルール、あなたの目的で、最適解が変わります。でも、体験談や失敗談はかなり参考になります。実際、私も経験してみて「この順番で進めればよかった」「ここは先に確認すべきだった」という学びが山ほどありました。
なので、この記事で全体像を掴んだうえで、リアルなやり取りや判断の背景まで知りたいあなたは、私の実体験をまとめたノウハウも覗いてみてください。ファーストコンタクトから登記完了まで、交渉・契約・登記の流れを、個人情報を伏せた形で整理してあります。
体験をさらに詳しく知りたい方はこちらで全文公開中です:【実体験】不動産屋を通さずに土地を個人売買した全記録
あなたの土地購入が、納得感のある形で前に進むことを願っています。

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