冬キャンプで『もっと効率的に暖を取りたい』と思ったことはありませんか?
また、車中泊でFFヒーターを使いたいけど車両に穴を空ける工事はむずかしくてできない。
そんな方に電源が取れない環境で使える暖房器具「イワタニ カセットガスストーブ」を実際に使ってみた感想を紹介します。
製品概要
製品名:カセットガスファンヒーター 風暖
特徴
- 発電機能付きのファンヒーター(電源不要)
- 家庭用Iwataniカセットガス使用
- 持ち運び可能なポータブルサイズ
- 温風式で効率良く暖まる
最大2kwとそれなりの出力です。
仕様
本体サイズ(幅×奥行×高さ) | 319×260×438mm |
重量 | 約4.7kg (カセットガスは含まず) |
火力 | 標準:約2.0kW 弱:約1.3kW |
連続燃焼時間 | 標準:約100分 弱:約150分 |
材質 | 【本体材質】スチール 【器具せんつまみ】ABS樹脂 |
点火方式 | 圧電点火方式(ON/OFF 式) |
使ってみてわかったメリット・デメリット
メリット
- 電源不要でどこでも使える
電源が不要なファンヒーターは今まで見たことがありません。カセットガスのみで使えるため災害時に重宝します。 - 移動が簡単
石油ではなくカセットガスのため重量も軽く、場所も取らないため移動がとても楽です。 - 小スペース(2〜3畳)の空間は早く暖まります。
お風呂場の脱衣所やキャンピングカーで使用しましたが15分くらいで5℃程度室温が上昇しました。モード「強」で使用すれば、室内はぽかぽかです。 - 家庭用のガスで良い
カセットガスの使用なので、燃料を複数準備せず済みます。
(カセットコンロと燃料を共有するなど)
デメリット
- カセットガスの消費が早い
キャンプなどで長時間使用する場合、「標準:約100分 弱:約150分」この単位でボンベを交換するのは結構手間です・・ - 低い気温では使えない
10℃を下回ると気化しにくくなり、5℃以下になると、ほとんど気化しなくなるため正常着火しません。(暖房としてはほとんど機能しない。ここは非常に残念)
カセットガスの最大の弱みです・・・ - 定期的な換気が必要(安全対策として)
FFヒーターとは異なり外に排気されないため、定期的に換気しないと一酸化炭素中毒になる可能性があります
デメリットを解消する方法
- カセットガスの交換頻度を減らす方法
カセットガスステーションを使用することで一度で3本のカセットガスを接続することが可能です。
※あくまでも自己責任でお願いします。 - 低い気温で使えない場合
①人肌で温め、断熱性の高いカバーで覆う
②カセットガスウォーマーで温める
ガスステーション接続イメージ

まとめ
結論、私が使った感想としてカセットガスファンヒーター風暖が一番活躍するのは以下の
利用シーンです。
1.キャンプの夜ご飯中の利用
- 電源のない宴会幕(宴会用テントでの利用)
- 5度以上の環境での利用(極寒の時期以外)
- 2〜3時間(2〜3本で済む時間内での利用)
2.トイレやお風呂の脱衣所での利用
石油ストーブと異なりすぐに着火するため、待ち時間なく温まることができます。
お風呂に入る15分前に脱衣所を温めておけば、寒さに凍えず済みます。
トイレもぽかぽかでパーソナルスペースとして長居することが可能ですw
いかがだったでしょうか、デメリットを把握した上で使えば非常に役立つものだと思います。
暖房のメインとして使うのではなく、いざというシーンに役立つアイテムとして検討してみてはいかがでしょうか?
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