海外の家族や留学生に食べ物を仕送りしたいけれど、何が送れるのか、送料の相場はどれくらいか、日数や関税はどうなるのか……気になることが多いかなと思います。
この記事では、海外への食べ物の仕送りに関する基礎知識や送れる品目の考え方、送料や梱包、日数の目安、EMSや国際宅配便の違いまでを整理します。
特に以下のように「大量の仕送りでコスパと手間を両立させたい」という方に役立つ内容になっています。海外仕送りや食べ物発送の不安を一緒に解消していきましょう。

出典:ポチロジ X公式
- 海外への食べ物仕送りで送れる物と送れない物の基礎がわかる
 - 送料相場や到着日数の目安と選び方を理解できる
 - 梱包・通関でミスしない実践的な手順を学べる
 - 30kg超の大量仕送りでコスパを最適化するコツがわかる
 
海外の仕送り食べ物を送る前に知る基本

出典:ポチロジ公式
まずはルールや考え方の全体像をおさえると、無駄な手戻りが減ります。送付可否・関税・スケジュールの三点を軸に、判断の型を作っていきましょう。
海外仕送り食べ物で人気のお米や日本食
仕送りの定番は、常温で長期保存しやすいお米、レトルトご飯、乾麺、カップ麺、缶詰、ふりかけ、味噌汁パック、菓子類などです。
現地で代替が難しい調味料(だし、めんつゆ、粉末スープ)も喜ばれます。ここ、気になりますよね。結論から言うと、保存性・現地調達の難易度・重量対満足度の3点で選ぶと失敗が少ないです。
特にお米は満足度が高い一方で重量があるので、米は必要量を小分け、満足度を上げる軽量品でバランスを取るのがコツです。
おすすめの組み合わせ例

- 主食:精米パック(2kg×2〜3袋)+レトルトご飯(小容量カップ)
 - 麺類:乾麺(うどん・そば・パスタ)+カップ麺(軽量)
 - 味付け:粉末だし、フリーズドライ味噌汁、ふりかけ
 - おやつ:せんべい、ビスケット、個包装チョコ(夏季は溶け注意)
 
お米は国によって植物検疫の扱いが変わります。未開封の精米・日本語と英語の成分表示・ロット番号が分かるものを選ぶと通関での説明がしやすいです。肉由来・乳由来の調味料は国によって規制が分かれるため、原材料表示を写真で控えておくと確認がスムーズ。
現地在住者に刺さる“日本の味”
現地でも買えるけど割高になりがちなもの(だしパック、カレールー、昆布・鰹ベースの調味料)は喜ばれやすいです。重量が軽いのに満足度が高いので、米を減らし、調味料を増やすとコスパが上がるケースも多いですね。賞味期限は到着見込み+2〜3か月余裕を持たせるのが安心かなと思います。
海外仕送り食べ物の制限と禁止品を確認

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危険物(高濃度アルコール、スプレー缶、香水など)や要冷蔵・生鮮食品は一般的に不可です。粉末・液体・ペースト類、肉・乳成分入り加工品、ナッツ類は国・航空会社・配送事業者の規定が絡むので、まずは「国別に禁制品→事業者の危険物→税関」の順でチェックします。ここを曖昧にすると差戻しや廃棄のリスクが上がるので注意です。
チェックの流れ
- 宛先国の食品規制(肉・乳・植物検疫・医薬品扱いになる成分)を確認
 - 航空危険物(アルコール度数、エアゾール、バッテリー同梱の有無)を確認
 - 配送事業者ごとの持込規定(液体容量、粉末の量、包装方法)を確認
 
実務ポイント:外箱に食べ物と分かる大きな写真や語句を印字しないのが基本。疑義照会の回避、盗難抑止、再封時の視認性向上の観点で有効です。
なお、規制は頻繁に改定されます。正確性を担保するため、必ず一次情報を確認してください(出典:日本郵便「国際郵便の禁制品・危険物」)。本記事の内容は一般的な整理であり、正確な情報は公式サイトをご確認ください。最終的な判断は専門家にご相談ください。
海外仕送り食べ物の送料相場と目安を比較
送料は実重量・体積重量・ゾーン(距離)・サービス速度の掛け算で決まります。小〜中量(〜20kg前後)は郵便・国際宅配の“定型パッケージ”が効きますが、30kgを超えると料金カーブが急に立ち上がるので注意。複数箱に分けて総量を送る場合は、1箱あたり上限・サイズ課金・サーチャージを合算比較するのが大事です。
ケース別の考え方
- 10kg前後:配達スピードより料金優先。追跡と基本補償があれば十分
 - 20kg前後:箱の三辺合計・体積重量に敏感。縦長・横長の箱は非効率
 - 30kg超:重量対応の混載や専門サービスを第一候補に。書類代行で手間も圧縮
 
| 重量感 | 向いている手段 | 到着目安 | 注目ポイント | 
|---|---|---|---|
| 〜10kg | 郵便系・エコノミー宅配 | 1〜2週間 | コスパよし、追跡と基本補償を確認 | 
| 〜20kg | EMS/国際宅配 | 数日〜1週間 | 体積重量とサイズ課金を最適化 | 
| 30kg超 | 混載・重量向けサービス | 航空:数日〜1週間/海上:2〜6週間 | 1箱上限・超過手数料・梱包強度を総合設計 | 
料金は為替・燃油サーチャージ・繁忙期で上下します。見積は早めに取り、箱の大きさを1サイズ落とす・詰め方を密にするだけでも体積重量が下がりコスト改善につながります。
海外仕送り食べ物を送る際の梱包と注意点
輸送事故の多くは梱包で防げます。段ボールは二重壁(Wフルート)以上で無地、新品を使うのが基本。中古箱は目に見えないダメージが残っていることが多く、重量物ほど破断リスクが上がります。箱の内側は四隅・底面・上面を重点的に補強し、重いものほど下、軽いものほど上へ。
実務テクニック
- 内部パーティション(仕切り板)で小部屋化し、上下左右に遊びを作らない
 - 液体・ペースト:二重ジップ→ビニール→クラフト紙→緩衝材で四重防御
 - におい対策:香りの強い食品は独立袋+活性炭シートで分離
 - 外装テープ:OPP布テープでH貼り+角養生。ガムテは湿気に弱い
 
明細リスト(品名・数量・概算価格)は印刷して1枚を箱内、1枚をスマホで撮影しておくと通関問合せや保険申請時に役立ちます。正確な情報は公式サイトをご確認ください。最終的な判断は専門家にご相談ください。
海外仕送り食べ物を安全に送るためのコツ
安全を高める打ち手は「壊さない・漏らさない・遅らせない」の3つ。賞味期限の余裕、適切な梱包、追跡・補償の加入をセットで考えます。到着後の保管温度も見据え、夏は溶けやすいチョコや油分の多い菓子を避けるなど、季節に合わせて中身をチューニングすると満足度が上がります。
チェックリスト
荷受人側の事情(寮の保管規則、宅配ボックス、受領時間帯)を共有しておくと、未配で戻る事態を減らせます。現地の祝日カレンダーも要チェック。
海外仕送り食べ物にかかる日数と最適な時期
航空は数日〜1週間、海上混載は2〜6週間が一般的な目安です。繁忙期(年末年始、旧正月、学期開始前)は混み合うため、逆算して余裕を取りましょう。あなたが「ここまでに必着」と思っている日から逆算して、少なくとも2週間のバッファを置くのがおすすめです。
スケジュール設計の型
- 必着日を決める(入寮日、学期開始日、出張開始日)
 - 配送リードタイム(航空/海上)+バッファを加算
 - 梱包・搬入・見積承認の所要(2〜5日)を確保
 - 荷受人の在宅予定・受け取り方法を事前共有
 
おすすめ時期:学期開始の3〜4週間前に発送。休日・祝日・天候による遅延も織り込みましょう。正確な情報は公式サイトをご確認ください。最終的な判断は専門家にご相談ください。
海外仕送り食べ物を大量に送るならポチロジ
30kgを超える仕送りは、一般的な1箱上限やサイズ規定、書類負担で煮詰まりがち。そこで選択肢に入るのが重量・大型に強い専門サービスです。ここからは、大量×コスパ重視の観点で、使い分けと実務のポイントを深掘りします。
ポチロジの特徴と他サービスとの違い
ポチロジは、航空便と海上混載(LCL)の使い分け、そして通関・書類の代行が大きな強み。箱を複数に分けるよりも、総量設計で一気に送る方が結果的にコスパが良いケースが多いんです。特に米・乾麺・缶詰などの嵩張る重量品に相性がよく、梱包サポートまで任せられるのが安心ポイントかなと思います。
向いているケース
- 合計30〜60kgの一括仕送り(例:学期ごとの生活備蓄)
 - サイズが大きい箱や複数箱をまとめて送りたい
 - 通関書類に不慣れで、手間を減らしたい
 
「米20kg+乾物10kg+菓子10kg」など40kg級は、まとめ発送で破損率を抑える設計(内部仕切り・パレット化など)も検討できます。現地での受け取りやすさも含めたトータル設計がカギ。
ポチロジで食べ物を送るときの流れと手続き
流れはシンプルですが、事前情報の質で見積精度とスピードが大きく変わります。写真・品目リスト・概算重量を先に揃えて相談すると早いですよ。
- 相談・見積:宛先、重量・サイズ、希望時期、禁止品の有無を共有。箱の写真があるとベター
 - 案内確認:必要書類(インボイス、パッキングリスト)と梱包の指示をすり合わせ
 - 梱包・搬入:自分で梱包するか、倉庫での梱包依頼も可。木枠・木箱などの強化オプションで破損リスクを最小化
 - 通関・発送:書類作成は原則代行。輸出申告と航空/海上手配を一気通貫で実施
 - 配送・到着:追跡で可視化。現地配送までドアツードアで完結
 
コツ:箱ごとに品名・数量・概算価格・原産国をExcel等で整理。HSコードの候補が分かると通関がよりスムーズになります。
ポチロジを使う際の費用と見積もりの取り方
費用は実重量・体積重量・宛先ゾーン・サービス(航空/海上)で決まります。無料見積の段階で、箱の三辺(縦・横・高さ)・重量・品目内訳を正確に伝えると、ブレの少ない提案がもらえます。季節・為替・燃油サーチャージで上下するため、見積の有効期限も確認しましょう。
見積依頼テンプレ(貼り付け用)
宛先国/都市:
到着希望時期:
総箱数・各箱サイズ・各箱重量:
品目の内訳(英語併記):
希望サービス(速度重視 or 料金重視):
補償希望額(目安):
注意:費用・日数はあくまで一般的な目安です。正式な料金は見積に従ってください。正確な情報は公式サイトをご確認ください。最終的な判断は専門家にご相談ください。
EMSやFedExと比較したときのコスパと利便性
少量〜中量(とくに20kg以下)はEMSや国際宅配便が手軽で強いです。受付の気軽さ、到着までの速さ、ラベル作成の容易さは魅力。一方、30kgを超える一括発送になった途端、1箱あたり上限や超過料金、体積重量制の影響が大きく、合計コストが跳ねやすいのが実情。そこで、混載や重量特化の手段が台頭します。
| 観点 | EMS/国際宅配 | 重量向け(例:混載・専門) | 
|---|---|---|
| 取り回し | 窓口・Webで即出し | 事前見積・設計が必要 | 
| 費用 | 〜20kgは有利 | 30kg超で差が開きやすい | 
| 速度 | 最短1〜3営業日 | 航空:数日〜1週間/海上:2〜6週間 | 
| 手間 | 自己梱包・自己申告中心 | 書類・通関を代行 | 
| 拡張性 | サイズ・上限の壁がある | 大型・重量・複数箱に強い | 
あなたの優先順位(速度・費用・手間)で選べばOK。大量を安く安全にが軸なら、重量向けの選択肢を早い段階から比較表に載せておくのが賢いです。
ポチロジで仕送りする際の注意点と補償内容
最後に、見落としがちな実務のツボを整理します。まず禁制品の再確認。国別の規制に加えて、航空危険物・動植物検疫・医療品扱いの可能性がある品目(栄養補助食品など)を洗い出しておきましょう。外装は無地・無記載を基本とし、受取人の連絡先・通関で必要な情報(英語表記)を箱内の明細に記載しておくと、現地での確認がスムーズです。
- 補償:責任限度額の考え方(申告価格 or 重量係数)を把握。高額品は追加保険を検討
 - スケジュール:学期前・繁忙期は余裕を持つ。荷受人の在宅予定と配達方法を共有
 - 通関対応:問い合わせが来たら、品目の英語名・用途・原産国を明確に返答
 
補償・手数料・税率は国と時期で変わります。正確な情報は公式サイトをご確認ください。最終的な判断は専門家にご相談ください。
まとめ:海外仕送り食べ物を大量に送るならポチロジがおすすめ

海外への食べ物仕送りは、送付可否・梱包・費用・日数の4点を押さえれば迷いません。特に30kg超の大量仕送りでは、1箱上限やサイズ制の壁を超え、書類代行で手間を削れる重量向けサービスに分があります。あなたのケースに合わせて、航空と海上混載を使い分け、早めの見積と計画でムダなく、安全に、そしてコスパよく届けていきましょう。
大事な確認:本記事の数値や日数は一般的な目安です。正確な情報は公式サイトをご確認ください。最終的な判断は専門家にご相談ください。
  
  
  
  
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